9歳のセキセイインコの看病~嘔吐と下痢の消化器症状~

最近は看病系の記事ばかりですね。

別のブログにて数記事に分けて書いてた記録をここでまとめたいと思います。

私が鳥にハマったキッカケをくれた最初のインコ、セキセイインコのグーちゃんのお話です。

グーちゃんは最初の一年こそ、心配で鳥も診られるという病院に何回か行きましたが、その後は家での看病だけでした。

健康診断も行ったことなかったなかったけど、重大な症状がなく、家での看病で元気になってくれてました。

そのグーちゃんは、もうすぐ12歳というところで、虹の橋に行ってしまいました。

今日は、2015年に残してた、過去の自分からのメッセージを未来の私が受け取ろうと思います。

異変に気付いてから治るまで(2015.9.22)

21時52分 
グーちゃんの家からパラパラと音がした。グーちゃんが吐いてる。すぐに保温開始。吐いたものはシードで、無臭。

けっこうたくさん吐いた。消化不良かもしれない。
全部吐いたようで、落ち着いた。

23:00
フンは現在も確認できず。リンゴ、バジルは食べない。寒そうにはしていない。お腹をける仕草が見られる。

水が飲めるように電気をつけて様子を見る。頭をなでると気持ちよさそうにする。今はゆっくり休ませる。

23:07
尿酸だけの水のフンをする。(下痢?)
1回止まり木に来てゴハンに興味を示すが、食べようとしてやめる。

9/23 0:50
いまだ尿酸だけのフン。
羽繕いや頭をかく仕草が見られる。

1:21
ゴハンに興味を持ってついばむもすぐに吐いた。
そのうにまだ残ってたのか?

1:38
ずいぶん動くようになった。でもまだフンが水のまま・・・。
看病のことを調べると止まり木は下方に一本つけると書いてある。
今付け替えたら絶対にストレスになるから、このままにする。
他になにができる?
もう暖めて休ませることしかできない。
あとは見守るか。

1:55
お腹をける仕草、足のお手入れ、羽繕いを始める。

2:35
フンをするとき「ピィー」と鳴いてる。
撫でてあげた。気持ちよさそう。
ブランコを揺らして少し遊んでた。

4:03
水を飲む。
下の止まり木に移った。暑いのか?

4:10
「大丈夫元気になるよ」と声をかけた。
「ピヨ」返事してくれた。
動きも元気な時に戻りつつある。

4:17

得意のポーズを見せてくれた。

その後すぐに止まり木へ戻り、羽繕いとお腹をける仕草をしてた。

4:24
水っぽいが便の部分を確認。
「ぞーさん」とおしゃべりをした。
ゴハンを食べ始めた。

4:34
水をたくさん飲んでる。暑い?
何回も鳴いて「ぞーさん」と言う。

4:42
食欲戻った。
「きゅー」と鳴きながら正常なフンをする。
もう大丈夫そうだが、しっかり看病を続ける。

その後、グーちゃんはリンゴを食べた。
吐き気もないし、いきんでフンをすることもなくなった。

ドラコ
ドラコ

約6時間の闘病でした。
この時のドラコは、大学生で一人暮らし。
寝ずに看病をし、寝ないまま大学に行ったよ。


その当時の看病方法

環境

9歳という年齢から、当時はずっとヒーターは設置してたみたいです。

なので、体調の変化で設置の時間なしですぐにつけられたのです。

ケージの半分をタオルで覆い、電気スタンドで明るく照らしていました。

当時、グーちゃんのお家には止まり木が3本ありました。

記録からも悩んでいる通り、本来なら一番下に一本つけるのが看病用レイアウトのセオリーです。

看病中にいじくりまわすことで、余計なストレスを与えると考えて、そのままの状態で看病しました。

これは正解だったと思います。

逆にセオリー通りにしてたら、グーちゃんの治りも遅くなってたんじゃないかと思います。

まぁ、つまり看てる側の自己満足になってたんじゃないかと。

あとフンの状態を見たかったので、フン切り網を外して、白いキッチンペーパーを敷きました。

フンの様子をイラストに描くとこんな感じです。

療養の食事

吐いた後で、きっと食欲なんかないだろうと思いました。

当時から私は強制給餌をしていません。

嘔吐と下痢の症状が出ているのに、消化器をイジメるようなことをしてはいけないと思いました。

情報が少ない時代、「小鳥は食べないとすぐ死ぬ」と言われており、怖かったのです。

でもモグラじゃあるまいし、そうすぐに餓死ということはないだろうと思っていました。

なので、ホームセンターでもよく見かける「小鳥の知恵」を水に溶かして、グーちゃんの傍に置いていました。

これ、換羽用と膨らんでるとき用のも持っています。成分がいいから。

ゴハンは、カナリーシードを抜いて乳酸菌サプリの「大好きん」と混ぜて水の近くに置きました。

なぜカナリーシードを抜いたかというと、グーちゃんが吐いたシードがほとんどカナリーシードだったからです。

嗜好性が高いため良く食べるのですが、カナリーシードの形状は両端がとがっているため、チクチクした刺激があって気持ち悪くなったんじゃないかと考えました。

結果的にうまくいき、明け方には回復してくれました。

あとがき

当時は病院も近くになく、すぐに連れて行ける状況ではありませんでした。

そもそもこの時は、動物病院に良い印象がなく・・・自分の看病のほうが治せる!とい謎の自信を持っていました。

グーちゃんはたまに体調を崩して看病が必要になるものの、大きな病気もせずにいてくれました。

グーちゃんの生命力の強さに何度も助けられていました。

小さい鳥さんは、弱くなんかないんだ。

たまに過去の自分の行動が助けてくれる時があります。

そのためにも、こういう場に書き留めておくといいのかもしれませんね。

ドラコ
ドラコ

いろんな場所に書き散らかしているから、リライトしてまとめていこう!

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