9歳のマメルリハ、突然の呼吸困難

先に言っておくと、呼吸困難は約4時間で回復しました。

現在、食事も摂り、羽繕いから羽むしりも再開しています。

記録として残しておきたいため、ここに書くことにします。

ウチの9歳のマメルリハ、アーちゃんことアポロは去年の10月末から肺炎闘病中でした。

真面目に薬を飲んでいるのに、あまり効果は認められず、獣医師からはしきりに寿命だからと言われてきました。

肺炎だけでなく、腹水も溜まっている可能性があるとのこと。

苦しい思いをさせたくない一心で、食療を実践し、その結果3月の診察では快方に向かっていました。

朝(3/31)は、調子が良いみたいでごはんのあとに、遊んでいました。

異変を感じたのは、14時過ぎのこと。

変な音がする

「カチッカチッ」とか「カタッカタッ」という、聞いたことのない音が一定の間隔で聞こえてきた。

ピコナが何かイタズラしているのかと思って見に行ってみると、アーちゃんが開口呼吸をしていた。

突然でした。

ずっと調子が良かったのに、ここにきて急変したと思った。

そしてアタフタしているうちに、呼吸音は喘息のようなズゥーズゥーという湿った音になっていた。

パニックになりながら対処と経過観察

覚悟なんてできていなかった。

いつかこうなるかもしれないと思っていたけど、見ないフリしてた。

急にこんな苦しみ出すなんて思ってなかった。

酸素濃縮器とルーミィで酸素室を作り、アーちゃんを入れた。

ネブライザーもできるから、The WATER(株式会社エル・シャン)を使った。

30分くらいやってたと思う。

喘鳴がしてもチアノーゼは出ていなかった。

足は冷たかったけど、酸素室から出したら暖かくなった。

家に戻りたいアピールと首を伸ばしたそうな仕草が見られたため、一旦家に戻し保温をする。

首を伸ばすなら、ケージの格子をくわえた方がいいと思ったから。

クシャミと開口呼吸を繰り返して、15時過ぎには開口呼吸がなくなり、しばらくすると呼吸音もなくなった。

顔を俯かせ、体を前後に揺らしながら眠って休んでいた。

こういうときは、背眠も片足立ちもできないらしい。

16時ごろになると羽繕いと寝るのを繰り返していた。

ピコちゃんが遊びたがるため、オヤツとおもちゃの準備。

アーちゃんはそれを見て、かすれた小さい声で鳴きながら具合が悪いのに降りてきてくれた。

膨らみながら目を瞑り、呼吸も荒かったので家の中にいてもらった。

ピコちゃんが鳴きながら飛び回ると、喉が痛い人みたいなちょっと掠れた声で応えていた。

クシャミをたくさんして、喉を痛めたのかもしれない。

そして、16時20分くらいには背眠を始めた。

18時過ぎに起き、水を飲んだあと、いつも通りのアーちゃんに戻った。

この時、ごはんも見ていてついばもうとしてたけど、途中でやめていた。

私はあることに思い至り、乾燥したものではなく、野菜類をあげることにした。

春菊を葉っぱのままケージに引っ掛けた。

また、春菊、トウモロコシ、きゅうり、陳皮、海藻(パウダー)、細かく砕いたフリーズドライのパイナップルを刻んで混ぜ、いつもの野菜の食器に入れた。

湿った痰の絡んだような呼吸音だったので、胸のつかえや湿を取る食材を喉越しの良いように、水分多めでミックスした。

18時39分、春菊をかじった。

18時47分、ごはんを食べ始めた。

その後、ピコナと一緒に大声で鳴くまでになった。

今回の呼吸困難の考察

おそらく誤嚥ではないかと。

何を誤嚥したかは不明。

肺炎が進行したことによる呼吸困難は、おそらく炎症が治るまでずっと酸素を供給し続けなければならないはず。

こんな短時間で炎症が治るとも思えない。

そして呼吸困難が落ち着く前に、私はアーちゃんをケージに戻している。

ケージでクシャミを繰り返すうちに、異常音と開口呼吸がなくなった。詰まってたものが取れたのでは?

以上のことから、誤嚥による呼吸困難だと考えた。

あとがき

結果的に、観察して誤嚥だと思われたが、それだったら私の対処は最悪かもしれない。

いじくりまわしすぎ。

これはアーちゃんがパニックを起こして、余計に悪化させてしまいかねなかった。

肺炎が急変したと思ったから、酸素室に入れたのだけど、クチバシや足が紫色になっていたわけではなかったから、酸素は必要なかったのではないか。

焦らずに判断することができていなかった。

ケージに入れたまま保温して、その子の生体防御を見守るのがいちばん良い対処なのかもしれない。

たぶん、そうするのは難しい。絶対何かやってしまう。

今回、アーちゃんが回復したのは奇跡だと思う。

誤嚥はそれだけでなすすべなく、即死してもおかしくない。

肺炎を患っていて現在も呼吸促迫が出てる状態で、よく戻ってくれたと思う。

本当に今日の経験は恐ろしかった。

誤嚥によって、肺炎が悪化したかもしれないのが今は怖い。

一難去ってまた一難…。

免疫力をつけてもらうために、ごはんの工夫はまだまだ続く…

ドラコ
ドラコ

今日は本当に恐ろしかった。

最後まで読んでくれてありがとう

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