「食事で治らない病気は医者も治せない」と、かの有名なヒポクラテスは言ったそうな。
肺炎にかかった9歳のマメルリハのアーちゃんを助けたくて、薬膳、中医学の勉強を始めました。
もちろんインコ用の薬膳なんてないので、人間用のを学び、鳥さんに当てはめていく形になります。
ドラコは鳥さんの食医を目指すよ!

独学もできるんだけど、しっかり学びたいし、わからないことは聞きたいから資格を取ることにした。
まずはユーキャンの薬膳コーディネーターを受講する。薬膳のいろんな資格見比べて決めた。
ここから国際薬膳師まで目指したい。できたら中医学も学び続けて国際中医師になりたい。
もう稼ぐとかどうでもいい。自分は泥水を啜って生きていくんでもいい。とにかくインコのために知識がほしい。
診察も治療もできないし薬も作れない。でも日々のごはんの工夫ならできる。食べやすいものを作ることもできる。
だから日々の生活を整えて、少しずつゆっくりと体調を良くしていこう。
そして、私は完全ペレット食を薦めることを辞めます。
アンチとまではいかない。自然食の方がいいと思うけれど。
でも「ウチはペレットで元気で過ごしてるんだ!」って飼い主さんを否定する気もない。
だってね、最終目標はインコさんが元気で健康に過ごすことだから。
そのお家の、その子にあったものを食べさせてあげればいいの。
薬膳ってそういうものだから。オーダーメイド食なのね。
というか、ドラコも完全に使わないんじゃなくて、いいものなら使おうと思う。

今、ドラコがやっていること
鳥さんのごはんを売ってるお店の商品から、インコさんが食べても大丈夫な野菜、果物、ハーブ、穀物、昆虫などを調べる。
人間用の薬膳の本で食べ物の性質を見る。
自分の家のインコさんを観察し、証(その子の状態)にあった食べ物を選択する。
刻んでサラダにしたり、加熱してラタトゥイユにして食べてもらう。
こんな感じですね。

この前、3ヶ月ぶりに病院に行ったところ、アーちゃんは良くなってるとのこと。
12月に受診した時は腹水の疑いと言われたけど、今もお腹はパンパンになっていないから大丈夫とのこと。
まだ呼吸は速いと言われましたが…。
なんとなく観察していて、アーちゃんの適正体重は31g前後で、33〜34gになると呼吸が速くなる気がします。
でも、体重が増えるときは羽根が生え変わる時や、寒くなる時なので必要なエネルギーなのかと思ってごはんを減らすことはしません。
しばらくすると徐々に元の体重に戻ります。
昨日から32g台になって呼吸もちょっとずつ落ち着いてきた気がします。
でも陽気のせいか、昨日からよく眠っています。羽も抜けていたのでダルいんだと思います。
今の時期は肝が弱りやすいので肝の働きを助けるもの、寒い日が続くので体を温めるものを中心に食べてもらってます。
今日は、春菊、紫蘇、小松菜、ピーマン、きゅうり、イチゴ、ラズベリー、ブルーベリー、ローズヒップ、発芽シード、クルミでサラダをつくりました。
イチゴ、ラズベリー、ブルーベリーはベリー系の冷凍食品を解凍したもの。
ローズヒップはとりきち横丁さんで購入したもの。
発芽シードは常に家で作っているもの。
クルミは人用でオーガニックのもの。
食べて大丈夫なものは食べさせます。
そしてゆったり気分良く暮らせるようにしていきたいです。
薬膳は薬と違って劇的な回復というのはありません。

わかってるけど、早く良くなってほしい
朝、元気に鳴きながら出てきてくれると安心しますが、ずっと寝てて声も出さないと1日中心配です。
インコにだってその日の体調はある。年中同じではない。考えればわかることなんだけど。
あおちゃんは珍しく早起きしてサラダを夢中で食べていましたが、アーちゃんはサラダを少し食べて水を飲んだ後、また眠ってしまいました。
ドラコが仕事中、しっかり眠って休んでもらいます。
帰ったらまたハーブのお夜食をふたりに食べてもらいます。

セイヨウナナカマドは美味しいようで、真っ先に食べ始めますね。
アーちゃん、朝ダルそうだったけど、しっかり食べてくれているので良かったです。
鳥さん用ハーブは楽天で買いました。
いろんな種類のハーブが入っていて、美味しいようです。
喜んでずっと食べてます。
ネットで探すと良いものが見つかりますね。もっと早く知りたかった…

常に良い食べ物を探していこうと思うよ!
最後まで読んでくれてありがとう😊
コメント
正しい知識はチカラ、そして財産!
頑張ってこう❗️
ありがとう
えたばりゅさんみたいに専門知識が身につけられるように頑張る