うちには、サザナミインコのミルキーこと、ミーちゃんがいました。
2022年8月3日に虹の橋に行ってしまったので、もうここにはいません。
私はずっと思考だけが、ミーちゃんの生きてた過去の分岐点に戻ります。
ミーちゃんが健康に生きるために、何が必要だったか。
よく考えるのは、食生活のことです。
サザナミインコにはペレット食を
ブログでもサザナミインコにはペレット食を勧めてきました。
それがいいと信じて疑わなかった。できる限り情報も集めてた。
多くはサザナミさんの飼い主さんたちが発信している情報だった。
あとはミーちゃんが初めて未消化便をしたときに危機感を覚え、ペレット食を目指したのでした。
でも、ペレット食にも悪い面があります。
自分で調べられないので疑いだしたらキリがないのだけれど、内容表示の通りだとするならば栄養面は確かに優れている。
この際、単調になって飽きるだとか販売中止になって手に入らなくなるとかは些末な問題です。
そう、健康ならば代替案は結構あるから。
ペレット食にしていちばん怖かったのは、誤嚥。
サザナミインコのペレット食について調べていた時に、ノドに詰まったと思われる行動をしてるものを結構な数発見しました。
そして実際、ウチのミーちゃんもありました。
それでも、ペレットのメリットの方が大きかったので続けていたのですが、最近になって発芽シードというものを知りました。
発芽シードを考える
シードを水につけて発芽させたものですが、スプラウトみたいに完全に植物体が大きくなったものではないです。
参考にしたところだと、水につけて置く時間や保管時間であげてました。
嗜好性が高く、消化に良いというのが発芽シードの魅力です。
道具はホームセンターに売ってたこういうものを使いました。
【マメルリハ】実際作ってあげてみた
とりきち横丁さんで発芽シード用のものが売っていたので、それを購入して作ってみました。
作り方はとりきち横丁さんのブログ記事を参考にさせてもらいました。
カビや腐敗が怖かったのですが、自分の五感をフル活用して注意深く作れば大丈夫です。
現在、栄養が必要なアーちゃんに食べさせてみたところ、呼吸が苦しい中ガツガツ食べてくれました。
普段から食べ慣れておくと、看病の時にも使えそうです。
【サザナミインコ】勝手な想像を巡らせる
ミーちゃんは闘病中、消化器症状がひどかったです。
何度も吐いてしまったし、未消化便や黒色便をしていました。
当然食欲はなく、ペレットは食べませんでした。
大好きなオーツ麦も食べられず、最後まで食べていたのはフルーツと野菜です。
亡くなる一時間前まで、ミーちゃんは足が動かなくなっても、一生懸命食べていました。
幸い、フルーツと野菜は気持ち悪くならなかったみたいでした。
獣医さんからは「それだと水分ばっかりだから、シードでいいから食べさせて」と言われてました。
でも、食べても消化されなかった。
ミルで挽いても結局消化は難しく・・・。
あの時もし、発芽シードの存在を知っていれば・・・
ペレットばかりにこだわらず、元気なうちから食べさせていれば、免疫が打ち勝つまで命をつなげられたんじゃないか・・・。
サザナミインコのペレット食において、最大の利点が「消化に良いこと」だと思います。
発芽シードはこれをクリアしている。
作る手間とか、すぐ手に入らないとか、いろいろ課題は多いけど。それでもペレットも食べられない、シードも消化できない、そんなサザナミインコさんには有効な手段なんじゃないか。
試す価値はある。
嗜好性が良いなら、少しは食べてくれるかもしれない。
消化ができるならどんどん力が付けられるかもしれない。
力が付けば、病気と闘って、生き延びられるかもしれない。
ミーちゃん・・・ごめんね。
あとがき
鳥さんの栄養や環境や体のつくりや・・・もっといろいろ学びたいと思っています。
最近は「鳥」つく本をとにかく読むようにしてきました。
そんななか、インコにとって消化に良くて栄養のある食事を調べていた時に「発芽シード」を見つけたのです。
アーちゃんにあげてみたら、喜んで食べてくれたので、またいろいろと考えを巡らせてしまったのでした。
現在肺炎のアーちゃんにも、栄養を摂ってもらうべく、発芽シードを作っています。
別のブログで見たんだけど、アワ穂を発芽させるの、やってみたいな~♪
やっぱり日々勉強と情報収集だね!
最後まで読んでくれてありがとう!
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