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「人も鳥も好きと嫌いでできている インコ学概論」を読んだ!ウチのインコの気持ちを理解したい!

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2回読みました。最初はさっと、次はじっくりと・・・。

細川先生の本は、いつも優しく語りかけてくれるような感じです。

普通なら難しい内容でも、かみ砕いて説明してくれてて、とても分かりやすいんですよ。

ネタバレにならない程度に、思ったことをイラストを交えて描いていきましょう!

鳥さんと暮らしている方、生き物が好きな方にはぜひぜひ読んでもらいたい一冊です!

インコが「好き」になる人ってどんな人?

これ飼い主さんが1番知りたいことでしょ?

そしてこの本を読んでわかったのは…インコの「好き」も理屈じゃない!

ゴハンくれるから、遊んでくれるから、一番長く一緒にいるから・・・そんな箇条書きで好きになるわけじゃない。

ハイ、身に覚えがあります。

セキセイインコのグーちゃんのお話をどうぞ。

セキセイインコの好きな気持ち

初めてのインコ、セキセイインコの男の子のグーちゃん。

お迎えしてしばらくはリビングで家族と共に暮らしていました。

でも、ドラ父はヘビースモーカーだし、テレビの音もうるさいし、タバコやお菓子などリビングには危険なものがいっぱいでした。

なので、実家ではドラコの部屋で、ほぼドラコとだけ一緒に生活していたのです。

だがしかーし!!グーちゃんの好きの序列はこんな感じに!

しかもドラコはおもちゃのボールにすら勝てませんでした。

そう!とっても腑に落ちないんだけど、めっちゃジェラシーなんだけど、それが現実。インコのキモチ。

ドラコ
ドラコ

ボール!!無機物のくせに!!

当時のインコの気持ちはこう考察していた

しかし、当時のドラコはこういう考察をしていました。

グーちゃんにとって家族は、一つの群れ。

ドラコは何もしなくても一緒にいるけど、ドラ母は遊ぶときにたまにしか来ない。

ドラ父にかぎっては、ほとんど顔を見せない。

だから来た時に、様子の確認ともっと頻繁に来るように伝えないといけない!

そう思って、来た時は急いで傍に行って話しかけていた・・・

ドラコはどんな態度を取っても、いつも必ずいるから構ってあげなくても大丈夫!

そんな考えだったんじゃないかと思っていたんですが、どうやら単純に他の家族が好きだった模様。

・・・自分が一番好かれていると信じたくて、作り上げちゃった考察ですよね。

もし、グーちゃんが迷子になったとして助けを求めるとしたら、七福神の仲間入りできそうな、小柄で小太りで笑顔の素敵なおじさんのはずです。

ドラコ
ドラコ

ドラ父、真顔はブルドックみたいだけど

笑顔はとってもプリチー♪

インコたちの食べ物の好き嫌い

インコと暮らしていると、食べ物の好き嫌いがあるってわかりますよね。

美味しくないものは、ひとくちで捨てたり、しつこくクチバシを拭いたりしてるから。

サザナミインコのミーちゃんには、いろんなものをあげてはブン投げられていました。

よほど気に入らなかったんでしょうね。

ここで、食べ物の好き嫌いに関してドラコの持論を展開します!

体に悪いものは不味いはず!という持論

ドラコには嫌いなものを食べないための、とっておきの言い訳がありました。

毒や薬の本を好んで読んでいる時にふと「体に急激な変化をもたらすものは味覚が拒絶するんじゃないか」と考えたのです。

不味いと感じるものは、良い方向か悪い方向かわからないけれど体に何らかの変化をもたらして、それは一定の状態を保ちたい体にとって一大事だから、体内に入れるのを避けようとしてるんじゃないか・・・

はい、これを嫌いなものを食べない言い訳として使っていました。

でも、それが通用しない事実が書かれています!!

ドラコ
ドラコ

体に悪いものが不味いなんてエビデンスはないよ!

しかも、調査すらしてないよ!!

鳥はある重金属を美味しく感じる?鉛中毒の見方が変わる

鉛中毒・・・どの飼育書にも必ず出ていますよね。

鉛については安全な血中濃度なんかあるのだろうか?と思えるくらい危険な金属であると認識しています。

他にも危険な金属はいっぱいありまずが、一番有名ですよね。

まさかそれが、鳥さんにとって美味しいと感じてしまうとは!!

鉛中毒になってしまう子は、たまたまかじったのを誤飲しているんだと長年思っていました。

味のことは考えたこともなく…偶然気づいたら飲んじゃった!っていう感じで摂取しているものと思っていました。

なんと美味しくて、繰り返し食べてしまう可能性もあるみたいです。

美味しくても、重金属はアカーン!!

おなか壊すけど好きだから豚骨ラーメン食べるとか、ニキビできて鼻血出るけどチョコ食べちゃうとかいう人間さんたちとはワケが違うんだぞ!

なんと、美味しい毒があるという衝撃的な内容でした。

しかも、みんなが警戒してる金属ですよ!ビックリ!

そして、ドラコの言い訳が通用しなくなりました。

「おいしい毒」があるならば「まずい薬」もあるのだから。

ドラコ
ドラコ

ラッキョウもレバーも食べなきゃいけない・・・

あとがき

細川先生の「人も鳥も好きと嫌いでできている インコ学概論」のほんの一部分の感想を書いてみました!

他にも面白い内容が盛りだくさん!

なるほどーと思ったり、あっそういえば…と自分の鳥さんの行動を思い起こしてみたり…読んでいていろんな発見があります。

さくっと読めちゃうので、皆様もぜひ読んでください!

そして、インコ談議に花を咲かせましょう♪

ドラコ
ドラコ

幸せホルモンのこと、他の生き物との比較も面白かった!

最後まで読んでくれてありがとう!

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