このブログは鳥さんの幸せのために、情報発信をしようと思って作りました。
もともと『教えてあげるんだ!』みたいな気持ちはあまりなかったです。
というか、そうならないように気をつけていました。
自分が体験してないことは、どんなに知識を寄せ集めたところで、薄っぺらい情報になってしまうし、間違った情報を載せてしまう可能性もあります。
だから経験談を中心にしたブログにしたつもりでした。
体験したものを書いて、読んでくれた人が鳥さんと暮らす上で考える材料になればと思っていました。
でも、昔の記事を読み返すと『サザナミインコにはペレット食』とか『マメルリハのケージはこれ』みたいな、押し付けっぽいものもあります。
健康診断についても、『病院に慣れるために行った方がいい』とか言ってます。
私は真面目にやっていたつもりでした。
初めて鳥専門と謳ってるところに通えるから、浮かれていたのかもしれません。
書籍で勉強して、専門家の話を聞いて…
全部全部鵜呑みにして、ちゃんと自分の頭で考えられてなくて…
クソ真面目の馬鹿正直で、本当に愚かなバカになっていた。
私は、真面目に健康診断に連れて行った。鳥飼い界隈では当たり前になってると思う。
まだ元気な、本当に病気の初期に鳥専門医に診せたのに、結局アーちゃんもミーちゃんも死んでしまった。
でも、いい先生だった。助けてくれなかったけど、いい先生だった。
家近かったし、相談しやすかったし、よく話を聞いてくれた。だから通った。でも助けてくれなかった。
セカンドオピニオンを勧める人もいるだろう。
この記事を見て、「なんで別の病院に行かなかったのか」とか「もし私ならこうしました!」と言う人もいると思う。
そう言える人は幸せだな、と思う。
手刀で首を跳ね飛ばせるくらい憤りを覚えるけれど、その人は私のような苦しみを味わず、ふんぞり返って「自分ならこうする」とずっと言えるくらい、鳥さんたちと共に幸せであってほしいと思う。
鳥を診られる病院が見つかる幸せ。
いい獣医さんにかかれる幸せ。
病院までの道中、何事もなく病院に到着できる幸せ。
病院での診察・検査の後、愛鳥が無事に手元に戻ってくる幸せ。
病院から無事に家に帰れた幸せ。
病院から帰った後、家で愛鳥が元気に過ごしてくれる幸せ。
専門家にかかることがベストだという飼い主の考えを叶えて耐えてくれる愛鳥の免疫力がある幸せ。
当たり前のことのようだけど、細かい分岐をクリアして、ここに愛鳥が存在する幸せ。
その「自分ならこうする」と言えるのは、全て答えがわかったカンニングしてる状態での意見なんだから、いくらでも言えるよね。
それは、私が喉から何本も、何十本も手が出るほど欲しい幸せ。
何をおいても、愛鳥が元気でそこに存在することからくる、傲慢になれる幸せ。
そう、シンプルに「愛鳥が元気だから」という幸せ、それがあるから言えること。
それを理解して、ぜひ他の飼い主さんの心をコロすのは辞めてほしいと思う。
私はここで書き始めて、すでに2羽病気にして死なせてしまった。
愛鳥の幸せは考えてきたつもりだったし、長生きイコール幸せとは思わないけれど、それでも長く生きていれば楽しいことは増えただろうし、美味しいものも食べられたはず。
でも、私がそれを絶ってしまった。
寿命なんかじゃなかった。病に無理矢理終わらされてしまった。そしてその病は私のせいだった。
あの子たちはもっともっと、生きててよかったはずだった。
私は愛鳥を死なせてしまった。死なせてしまったんだ。
動物について人に何かを伝えるなんて、ましてや何か教えるなんて、とんでもない。
だから、このブログは、ただの日記にしよう。
家族になった子たちの本当の幸せを考えるだけにしよう。
思い出も、語りながら。
コメント
そうかな?それは本当に正解かな?
2羽の一生懸命生きた命が教えてくれた事。
もし、ドラコちゃんがそうなってしまった事死ぬほど後悔してるなら、同じ道を行かないようその体験を発信して他のコたちのために予防してあげるのも一つの選択肢。
今はツラいと思うけど、結論は急がず、最善の事じっくり考えてみたら?(^^)
えたばりゅさん、心配かけてごめん。
日記形式に変えてみたんだけど、結局は情報発信になってる気がする。
ブログの形態を体系立てて説明していく文章から、体験談と思ったことをツラツラ書いてく感じになったってだけ(;’∀’)
そしてこっちの方が書きやすいから、毎日書けるんだよね。
かしこまらない分、楽にいっぱい書けるから、ちょっとこのまま続けてみようかと思うよ!
えたばりゅさん、いつもありがとうね。
結局ブログ書くのが、自分のためにもなってるって気が付いたよ。