人生に悩んで腐っていたけど、やっぱりドラコは動物だ!って結論に至り
動物のイベントに行って元気を出そう!って思って行ったのが
池袋のサンシャイン水族館の「もうどくてん ReMix」でした。
うん、元気を出すのにピッタリだね!
というわけで、有給取って行ってきました!
もうどくてん全体的なレポ
常設の水族館チケット売り場とは別のとこで、もうどくてんのチケットは売ってます。
ドラコはキャンディー付きのチケットにしました!
いきなりですが、入口の写真を撮り忘れました。
施設レポの最初に載せる写真の定番をまんまと忘れたよ。
でも!!マットは撮ったの!入口の!!!
そして中に入ると・・・
お化け屋敷とか魔女の家とかハロウィンを想わせるメロディーが流れてます。
不気味というより、不思議な、怖くない感じの。
なんとなく、薄暗い部屋で生き物がぼんやりライトアップされてるのをイメージしてましたが
普通の明るさで展示はしっかり見れました。
そして、ところどころ「毒」って感じの飾りがあります!
ドクロとか毒の調合法が書かれてそうな分厚い本が並んでる本棚の絵とか
綿でホコリやクモの巣を表現してました。勉強になります!
写真は撮り忘れました。
とても姿勢のいいカラスさんもいました。
カラスさんはやっぱこういうトコに登場するんですね~。
お客さんはお子様連れのお母さんや、女性の団体が多かった気がします。
「こわーい」「きもちわるーい」といいながら、ソッコーで出て行ってましたね。
ドラコは後から来た人にどんどん抜かされていきました。
平日ということもあり、そこまで混雑しておらず、結構じっくり見られました。
気になった生物
いろんな動物や植物がいたんだけど、全部さらっと紹介するのはつまらぬよのぅ?
だから、ドラコが心に残った生物を紹介します!
他の生き物が気になったら、ぜひぜひサンシャイン水族館に行ってみてください。
リーフスティングレイとポルカドットスティングレイ
リーフスティングレイが海に住んでるエイで
ポルカドットスティングレイは淡水に住んでるエイです。
今回は毒なので、細かな生態は語りません。
今回展示されてた子たちは、すっごく人馴れしているみたいで、水槽の前に立つとすぐに来てくれました。
すごく可愛い・・・!お腹も見せてくれました!
エイちゃんたちはお腹見せてたら、ドラコの姿は見えてないよね・・・?
さて、エイはしっぽのところにある尾棘(びきょく)に毒があります。
両方、展示パネルには「タンパク毒」って書いてあったのですが・・・なんじゃそりゃ。
ってことで、本で調べることにしました。
でも参考にした本が海のだから、ポルカは違う成分なのかもしれません。
毒はセロトニン、5’-ヌクレオチターゼ、ホスホエステラーゼの酵素の作用を示すらしい。
体の大きいエイほど、注入する毒の量が多いから死亡例もあるとのこと。アカエイとかね。
結構不安定で、常温では4~18時間で毒性がなくなるみたい。
低濃度だと血管が拡張するけど、高濃度だと血管が収縮するんだって。
うまくいけば、薬として使えそうじゃない?
ドクウツボ
ウツボ好きです。実家にぬいぐるみがいます。
お父さんの腕に噛みつかせたり、お母さんの肩をシッポで叩いたりしてました。
ドクウツボも知っていたのですが、別の水族館で見た時はもっと大きい子だった気が・・・。
今回見た子たちは小さい子なのかな?
2匹でいました。パクパクしてました。
てっきり、ヘビみたいに毒牙攻撃するんだと思ってた。
筋肉や内臓に含まれるシガトキシンが毒成分です。
シガテラ中毒ってやつですね。
この毒はドクウツボだけではなく、カンパチとかイシガキダイとか300種以上が知られています。
持っている毒の量が一定でないことから、魚自身が作っているわけではなく、外部から取り込まれているんじゃないか!?
ってことでエサとなっている「渦鞭毛藻」っていうプランクトンが由来の毒です。
食物連鎖で上位のお魚にどんどん溜まっていくんですね。生物濃縮っていうやつです。
シガトキシンの体内での作用は「神経細胞のナトリウムチャネルを開きっぱなしにする」というもの。
アセチルコリンがドバーーーーーですね。
これはフグ毒で有名なテトロドトキシンの「ナトリウムチャネルを塞ぐ」とは逆ですね。
あれ、シガトキシンって作用的にはトリカブトの毒と同じなのかな?
症状は、嘔吐、下痢のほかに感覚異常も。
ただの水を触っただけでもドライアイスに触れたかのような感覚があるとか。怖いですね。
キョウチクトウ
動物レポなんですが、番外編で植物です。けっこう強烈だったので。
漢字では「夾竹桃」と書きます。
園芸植物として街路樹にも使われているらしいです。
いかん!ドラコあんま植物詳しくないからわからない・・・
野草はそこそこ詳しいんだけど、園芸種はさっぱり・・・。
んで、このキョウチクトウの怖いところが、植物体はもちろん毒なんだけど
植物が生えている付近の土も毒になるし、燃やしたらその煙も毒だし、腐葉土にした後も一年間は毒なんだって!
怖いじゃないか!!
近くに生えてる植物とかどうなんだろう??
腐葉土は一年たてば大丈夫なわけ!?
信用できないよ!!!
おうちのペットさんに野草をあげるときは、こういう知識も必要ですよ。
気になる毒成分は、強心配糖体の「オレアンドリン」です。
食べちゃったときの症状は、嘔吐、下痢、めまいなど。
バーベキューでお箸とか串の代わりに使って中毒した例があるみたい。
お箸忘れたら、手づかみかトングから直食いしたらいいよ。
ざっと調べたところ、農家のウシさんたちが中毒した報告があった。
園芸用の栽培種は危ないものが多いけど、しっかり知識がないとホントに怖い。
スカンクのおなら?のニオイ体験
出口近くに、スカンクの「あのニオイ」を体験してみよう!みたいなのがあった。
ウツボちゃんを見ながら前行く人を見てたけど、誰も入らない・・・。
モニターで「スカンクのニオイができるまで」の研究過程が流れてた。
お客さんに体験させるために、涙ぐましい努力・・・。
しかし、館長や飼育員さんたちの反応・・・おお・・・コレは・・・くさそう!!
さぁ、お客さんの反応は!?
しかし・・・
もう!!おじさんが試さないから、ドラコが先に入ったよ!!
もしかしたらこういうことかもしれないけど・・・
そのニオイは・・・
ニンニクとニンニクの芽とニラと唐辛子を混ぜてすり潰してパワーアップさせたみたいなニオイ。
凶悪ペペロンチーノwithニラっていうニオイでした。
イタリアンレストランや中華のお店の前を通ると、「スカンクのおならのニオイがする」と感じる後遺症が・・・。
スカンクのおならって言うけれど、肛門の両脇にある肛門傍洞腺から噴射する分泌物のことです。
主成分はブチルメルカプタンで、別名は「2-メチルプロパン-2-チオール」。
チオってことは「硫黄」が入ってます。
硫黄・・・そりゃくさい。そして危ない。
スカンクさんは、たぶんこの攻撃は最終手段なはず。
相手に背中を見せるっていうのは、自分もやられる危険があるからね。
つまり最初の威嚇行動を察して逃げれば、浴びることはないんじゃないか・・・。
深追いしたヤツだけが食らう攻撃な気がするんだけど、どうだろう?
毒についてドラコが思うこと
毒をもつ生物として紹介されているものの中には、自分で毒を持ってるなんて知らない子もいるんじゃないかな?
今回、気になる生物として紹介したエイは毒のトゲをしっぽに持ってて、人間に踏まれたときとかに攻撃するから、持ってるって自覚はあるのかもしれないけど。
ドクウツボとかは、食べてるものにたまたま毒となる物質があって、自分は平気なんだけどそれが体に貯まってて、ドクウツボを食べた人がそれで中毒しているわけでしょ?
ドクウツボさんはそれで自分の身、守れてないし。
食べた相手死んでるけど、その前に自分も食べられちゃってるし・・・。
だからもしかして、人間も実は知らず知らずのうちに毒持ってたりして!
人間が食べられるとき・・・例えばほら!巨人とかにさ!
例えば・・・
日本人は納豆に含まれるナントカが肝臓に含まれてて、食べると中毒します!
症状は体がネバネバしてきて、7日間で完全に腐ります!
毒レベルは5で天に召されます!だから日本人は丸飲みはしないように!
この物質は「ナットウトキシン」という名前にしよう!
みたいなことが、きっと「人間を食うモノ」の間で話されたりするんだよ!
人間が取って食われる存在になったとき、最初の一人が猛毒を持っていれば
多くの命が食われずに済むかもしれないですね♪
あとがき
今回は、サンシャイン水族館のもうどくてんをレポしました!
相変わらず、写真はダメダメですが、まぁこれはこれでよいでしょう!
そういえば、「記念撮影にどうぞ」っていうとこがありまして
何を思ったか、チケットだけを撮影してきました。
たぶん、間違ってる・・・。
参考文献
今回も勉強になったよ!
最後まで読んでくれてありがとう!
コメント
今日はTwitterじゃなく、ブログからこんばんは(´▽`)
毒展!面白そうね♪全然詳しくはないけど、
毒の生物とか安い本があれば買っちゃうオタク脳(笑)
水族館とか動物園とか近場にあれば面白そうよね( ˘ω˘ )
こういう展示のパンフレットとかポストカード集みたいなの
あると絶対買っちゃうタイプだわ(^▽^;)楽しめたようで何より♪
スヤスヤしゃん!ブログの方にコメントありがとう
楽しかったよー!
ドラコもパンフとかポストカードとかちょっとした図鑑的なの欲しかったんだけど
特設のお土産コーナーにはぬいぐるみとお菓子くらいしかなかった…
そんなに大規模な展示じゃなかったからかなぁ…
そっちだと大森山動物園とか?
ドラコは2回行ったことあるよ!何故か年パスを買ったよ笑
面白いねぇ。毒あるものがいっぱいだ。キョウチクトウが一番意外だったわ。
以前アメリカに2年くらい住んでたんだけど、時々道端でスカンクひかれてお陀仏になってて、それがくっさーいの。スカンクのおならの臭いよ。そう、ペペロンチーノとニラみたい。んー、腐った卵とニラかな。
ニックさんはアメリカに住んでたことがあるんだね!
さすがのスカンクも車には勝てないよね・・・。
におい成分の中に硫黄が入ってるから、腐った卵のにおいがするかも!
温泉だと体によさそうな匂いに感じるんだけどねぇ・・・。
毒の生き物面白かったよー!植物についてももっと詳しくなりたいな~♪
コレは行ってみたい
さすが水族館の毒毒系だけあって水棲系が多いみたいやけど、キョウチクトウが強烈過ぎるよね
スカンクはちょっと前に調べた事あって、ラストウェポンってドラコちゃんの認識であってると思う
今度国立科学博物館行きたいなって思ってるけど、行った時には動物施設系も網羅しようかな(≧∀≦)
えたばりゅさんのとこからだと遠いよね…
そうそう、水棲の子が多かった!パシフィックシーネットルとかオニヒトデとか!
種類はそれほどでもなかったけど、結構楽しめたよ!
キョウチクトウ怖いね!クワズイモもビックリだった!
動物だけじゃなくて、植物も学ぼうと思ったよー
ある意味で動物にも関わることがあるからさー!
スカンクさんの考察あってた!良かった♪( ´▽`)
そして動物好きほど深追いして喰らわされてそうな…
おお!科学博物館行くなら周辺の動物施設もぜひ!
日帰りだときついかも(^_^;)